●老朽化した巡視艇(
しきなみ型、
あきづき型)の代替船で、両型が航路哨戒を主務としていたことから本型も操舵室からの全周の視界を確保するなど任務に適した設計がなされています。
●航走中の安定性に優れ(あきづき型)では無理だった海象下でも最高速力が出せるようになっています。
●本型は航路哨戒を主務とする巡視艇ですが、操舵室は防弾仕様となっており、乗務員は乗務の際、自動小銃と拳銃を携行します。
●湘南工作所が開発した「停船命令等表示装置」は3色の発光ダイオードの集合体で、パソコンのソフト次第でさまざまな言語のメッセージをカラー表示することが出来ます。
●船底には船首付近から船尾までぐるりと囲んでいる”ヒレ”があり、驚くほど減揺、防振効果があるそうです。