Submarine
SS Soryu Class |
潜水艦「そうりゅう」型 |
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●Spec |
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●基準排水量:2950t/水中排水量:4200t
●主要寸法:全長84.0m×幅9.1m×深さ10.3m×喫水8.4m
●エンジン:ディーゼル2基、スターリング機関4基、主電動機1基:ディーゼル・スターリング・エレクトリック、1軸 出力:8000PS
●水中速力:約20kt
●船型:複殻葉巻型
●乗員:65名
●主要装備:533ミリ魚雷発射管×6門 |
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艦記号・番号・艦名 |
竣工 |
造船所 |
所属 |
定係港 |
備考 |
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H21.03.20 |
三菱神戸 |
第1潜水隊群第5潜水隊 |
呉 |
● |
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H22.03.25 |
川崎神戸 |
第1潜水隊群第5潜水隊 |
呉 |
● |
3番艦 SS-503 はくりゅう |
H23.03.14 |
三菱神戸 |
第1潜水隊群第5潜水隊 |
呉 |
● |
4番艦 SS-504
けんりゅう |
H24.03.16 |
川崎神戸 |
第1潜水隊群第3潜水隊 |
呉 |
● |
5番艦 SS-505
ずいりゅう |
H25.03.06 |
三菱神戸 |
第2潜水隊群第4潜水隊 |
横須賀 |
● |
6番艦 SS-506 こくりゅう |
H27.03.09 |
川崎神戸 |
第2潜水隊群第6潜水隊 |
横須賀 |
● |
7番艦 SS-507 じんりゅう |
H28.03.07 |
三菱神戸 |
第1潜水隊群第1潜水隊 |
呉 |
● |
8番艦 SS-508 せきりゅう |
H29.03.13 |
川崎神戸 |
第1潜水隊群第5潜水隊 |
呉 |
● |
9番艦 SS-509 せいりゅう |
H30.03.12 |
三菱神戸 |
第2潜水隊群第6潜水隊 |
横須賀 |
● |
10番艦 SS-510 しょうりゅう |
H31.03.18 |
川崎神戸 |
第1潜水隊群第1潜水隊 |
呉 |
● |
11番艦 SS-511 おうりゅう |
R02.03.05 |
三菱神戸 |
第1潜水隊群第3潜水隊 |
呉 |
● |
12番艦 SS-512 とうりゅう |
R02.03.24 |
川崎神戸 |
第2潜水隊群第6潜水隊 |
横須賀 |
● |
●海上自衛隊初の実用型AIP(Air
Independent Propulsion:非大気依存型推進)潜水艦で、「おやしお」型
をベースに水中での持続性や運動性を向上させたタイプです。外観上の最大の特徴として艦尾舵に「X字配置」を採用、ソナーシステム、戦術情報表示装置も新型を装備しソフト・ハード両面から性能向上を図った高性能潜水艦です。
●AIPにはスウェーデンのコックムス社開発のスターリング機関を採用しています。
●船型は、「おやしお」型と同じ”葉巻型”ですが、AIPを搭載するため若干大型化(長さ2m、幅0.2m)され、セイル前面と船体との接合部は整流のため曲面処理されています。
●艦尾舵を「X字配置」としたことによって、舵の応答性能及び水中運動性が著しく向上し、また海底への沈座時や接岸作業時に舵を損傷するリスクも減っています。このタイプ「X舵」の制御は複雑なため、コンピューターによって行われ、これまでの海上自衛隊潜水艦では考えられなかった微妙な動きができ、旋回半径は小さくなり、舵を切った際の船体の揺れなども抑えられるようになっています。
●船体やセイルには音響タイルが取り付けられていますが、装着部分によって吸音材と反射材の使い分けがなされています。
●主電動機は交流式で、永久磁石電動機となっています。
●本型から、潜水艦命名基準に「瑞祥動物」が加わり、艦名に「りゅう」が付けられています。
●8番艦「せきりゅう」より対魚雷防御システム(TCM:Torpedo Counter Measures)を搭載しています。
●11番艦「おうりゅう」はAIPを搭載せず、従来の鉛電池に代えてリチウムイオン電池を世界の実用潜水艦として初めて搭載しています。
●海上自衛隊の潜水艦は、全て神戸の造船所で建造されており、三菱重工神戸造船所と川崎重工神戸造船所で交互に建造されています。 |
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うんりゅう 艦首正面 |
そうりゅう型 艦首正面 |
そうりゅう型 呉Sバース |
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そうりゅう型 呉Sバース |
そうりゅう型 左舷後方より
背景は、アレイからすこじま |
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