Sea Surface Cleaning
And Oil Recovery Ship Bisan 海面清掃兼油回収船・美讃 |
国土交通省 四国地方整備局 海面清掃兼油回収船 美讃 |
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●Spec |
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●総トン数:196t
●主要寸法:全長33.50m×幅11.60m×深さ4.20m×喫水2.64m
●エンジン:ディーゼル2基 1000PS×2 (736kw)
●プロペラ:可変ピッチ4翼ハイスキュードプロペラ×2
●速力:航行時・約14kt/回収時・3〜5kt
●船型:双胴型
●船質:鋼
●航行区域:沿海
●油回収装置:
油回収タンク:41.3立方メートル(20.65立方メートル×2個)
油回収ポンプ:30立方メートル(H×1台)
回収油陸揚げポンプ:20立方メートル(H×30m×1台)
●ゴミ回収装置:
ゴミ回収コンテナ:50立方メートル(12.5立方メートル×4個)
多関節クレーン×2基
●水質調査装置
水質測定用ダビット
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船名 |
竣工 |
造船所 |
所属 |
船籍 |
備考 |
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H23.12.30 |
JMUアムテック |
国土交通省四国地方整備局 |
日本 |
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●海面を漂流するゴミや油を回収する海面清掃兼油回収船です。
●昭和49年度に初代「しおじ」を、昭和57年度」より2代目「わしゅう」を配備し、平成23年12月から3代目「美讃」として建造・配備されました。
●坂出港を活動拠点として高松港湾・空港整備事務所に配備されており、備讃瀬戸全域及び備後灘、燧灘、播磨灘の一部海域まで担務しています。
●瀬戸内海の環境や安全を守るため、四国地方整備局管内には「美讃」「いしづち」「みずき」の3隻の海面清掃兼油回収船が配備されています。
●船体中央にコンテナ式のゴミ回収装置を設けているほか、流木等を積み込む多関節クレーンを装備し、大小さまざまなゴミを回収できるように設計されています。また船体後部に設けられた浮遊堰式油回収装置により流出した油の回収を敏速に行うことができます。さらに、水質調査を行い、海の環境を継続的に確認することができます。
●ゴミ回収:海面に浮遊するゴミは、「美讃」が潮目に漂っているゴミに向かって進むことで、双胴船の中央部の回収コンテナに回収されます。また、流木などの大きなゴミは船体の左右に設置した多関節クレーンで回収します。
●油回収:海難事故や過失による油流出などによって海面に漂う油を回収します。油回収装置で油水を分離し、低粘度(軽油)から高粘度(重油)までのあらゆる状態の油に対処することができます。
●船首には放水銃が配置してあり、ゴミ詰まり解消の他、高粘度浮遊油の粉砕や浮遊油を油吸引口へ集積させることにも活用できます。 |
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写真をクリックして頂くと、大きい写真が見られます。(新規ウィンドウで開きます。) |
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美讃 船首正面 |
海面清掃兼油回収船・美讃 |
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美讃 サンポート高松 |
海面清掃兼油回収船・美讃 |
海面清掃兼油回収船・美讃 |
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美讃 せとしるべ(赤灯台) |
美讃 女木島沖 |
美讃 高松港沖 |
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船名 美讃
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船首 水面下の部分が見えています。
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船首の放水銃
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船首正面より
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船橋前面
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国土交通省の船です。
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操舵室 |
操舵コンソール 左サイドより |
操舵コンソール 右サイドより |
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操舵コンソール 舵輪 |
前甲板 放水銃 |
船橋後部の通路 |
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船中央部 |
救命筏 美讃 坂出 |
メインマスト |
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右舷側後方より船中央部 |
国土交通省のファンネルマーク |
多関節クレーン |
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ゴミ回収コンテナ |
ゴミ回収コンテナ 4個あります。 |
海中に下ろしてゴミを回収します。 |
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浮遊堰式油回収装置 |
後部作業甲板 |
船尾の船名 双胴船です。 |
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美讃 左舷船尾 |
美讃 船尾 |
美讃 右舷船尾 |
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