●前型AOE「さがみ」の拡大改良型で、全補給ポストを艦橋の前方に配置し、煙突後方にヘリコプター発着甲板を設けた基本的なアレンジは変わりませんが、補給スピードの高速化や自動化が進み、特に艦内の移送システムはまったくの新機軸が採用されています。
●船体は一般商船のタンカーに準じていますが、長船首楼型となったため艦内容積量のUPに繋がっています。
●搭載する補給物資は、船舶燃料、航空燃料、弾薬、ミサイル、修理部品、糧食、真水など極めて多岐にわたっています。
●補給ポストは門型3基で、補給ステーションは両舷3ヶ所ずつ計6ヶ所あり、前部の1.2番、後部の5.6番ステーションが液体物資用、中部の3.4番ステーションがドライカーゴ用になっています。
●次世代の補給艦「ましゅう」型では、補給ポストにモノポール型を採用しています。 |