Submarine
Rescue Vessel ASR-403 Chihaya |
潜水艦救難艦「ちはや」 ASR-403 |
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●Spec |
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●基準排水量:5450t/満載排水量6900t
●主要寸法:全長128.0m×幅20.0m×深さ9.0m×喫水5.1m
●エンジン:ディーゼル2基2軸 出力:19500PS
●速力:約21kt
●乗員:約125名
●主要装備:深海救難艇DSRV(Deep Submergence Rescue Vehicle)×1、無人潜水装置ROV(Remotely
Operated Vehicle)×1、水中昇降室PTC(Personnel Transfer Capsule)×1、深海潜水装置×1、海底調査装置×1、自動船位保持装置(バウ・スラスター、スタン・スラスター) |
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艦記号・番号・艦名 |
竣工 |
造船所 |
所属 |
定係港 |
備考 |
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H12.03.23 |
三井玉野 |
第1潜水隊群直轄 |
呉 |
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●平成8年度計画による大型潜水艦救難艦で「ふしみ」の代替艦として、潜水艦救難母艦「ちよだ」をタイプシップに設計されています。
●「ちよだ」よりも艦型が大型化し、速力も4ノット速くなっています。また造波抵抗を減らすため、艦首はバルバス・バウになっています。ただ、タイプシップである「ちよだ」に比べ、潜水艦母艦的機能は縮小されています。
●潜水艦の乗員を救助するための主な装備としては、深海救難艇DSRV(Deep
Submergence Rescue Vehicle)、無人潜水装置ROV(Remotely Operated Vehicle)、水中昇降室PTC(Personnel
Transfer Capsule)があります。
●艦橋後方の半レベル高い位置に救難指揮所RIC(Rescue Infomation Center)が設けられ、救難作業の指揮能力が向上しています。
●深海救難艇(DSRV)揚降用のセンター・ウェルに艦底閉鎖装置を設けたことにより推進効率は大幅に向上しています。
●救助した遭難潜水艦乗員80名分の収容が可能で、減圧室などの潜水病防止治療の設備。また計画時に発生した「阪神淡路大震災」の影響を受け、災害派遣時の医療支援能力も強化されており、医務室の他に手術室やレントゲン室まで備えています。
●洋上で停泊して救難作業を行うため、艦の姿勢の自動保持装置として、艦首にバウ・スラスター、艦尾にはスタン・スラスターが備わっています。
●平成13年、ハワイ沖で米原潜と衝突し沈没した、愛媛県立宇和島水産高校の漁業実習船「えひめ丸」の引き上げ作業を支援しています。 |
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写真をクリックして頂くと、大きい写真が見られます。(新規ウィンドウで開きます。) |
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ASR-403 潜水艦救難艦ちはや |
ASR-403 ちはや 広島湾 |
ちはや 左方より飛来する
対潜哨戒機P-3C |
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ちはや 左回頭中 |
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ASR-403 ちはや 呉Fバース |
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ASR-403 ちはや 呉Eバース |
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ちはや 呉Sバース |
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艦番号403 |
潜水艦救難艦ちはや 銘板 |
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艦橋内 左舷側前方より
護衛艦と比べると広いです。 |
艦橋内 左舷側 |
艦橋内 左舷側後方より |
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艦橋内 操舵コンソール |
操舵席 舵輪 |
海図台 |
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ちはや 救命浮輪 |
ちはや 救命筏 |
潜水艦救難艦ちはや 桟橋
ショートバージョンです。 |
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ちはや 左舷02作業艇 |
メインマスト |
ヘリコプター甲板 艦尾の自衛艦旗 |
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深海救難艇DSRV |
DSRV格納庫 3層分の高さがあります。 |
DSRV 右舷後部 |
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DSRV 左舷後部 |
DSRV 神戸にて新造時の写真 |
単従陣で航行する ちはや |
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ちはや 艦尾 呉Fバース |
ちはや 右舷艦尾方向より |
ちはや 左舷艦尾方向より |
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