このサイトで使用している装備・兵装用語の説明ページです。
【武器・兵装】
搭載砲については、砲口径、砲身長などで表記しています。単位については、インチはアメリカ系、ミリはイタリア系の砲に用いられています。
●対空ミサイル
飛翔する航空機やミサイルなどを迎撃するための、スタンダードミサイルSM-3、SM-2、SM-1、シースパローミサイルなどの総称です。
●対艦ミサイル
水上の艦艇を打撃するためのもの、SSM-1、ハープーンミサイルなどの総称です。
●魚雷
魚型機雷の総称。水中を航走し、目標艦艇の付近で爆発し目標艦艇に打撃を加えます。
●対潜ロケット
潜水艦の打撃を目的とした、ロケット弾、アスロック(ASROC)、ボフォース・対潜ロケットなどの総称。
●5インチ砲
「127mm54口径砲単装連射砲」「127mm62口径単装連射砲」などとも呼びます。
「こんごう」型
などに搭載されている、OTOメララ社のライセンス製と、
「はるな」型
などに搭載されているMk42型、
「あたご」型
に搭載されているMk45型などがあります。
●3インチ砲
「76mm62口径単装砲」とも呼びます。
「むらさめ」型
などに搭載されている、OTOメララ社のライセンス製と、この他「やまぐも」型 などに搭載されている50口径のMk33型があります。
●機関砲
小型の目標に対して威嚇、または打撃の目的で使用される機関銃。12.7mm 20mm(海自)13mm 20mm 35mm 40mm(海保)など様々。
●イージスシステム
艦橋などに取り付けたSPY-1Dフェーズド・アレイ・レーダーで捉えた複数の目標を、自動で分析・解析し、優先目標を算出、SM-2、SM-3、などで迎撃するシステム。
●マスカー
護衛艦などが航行中に喫水線下などにある複数の穴から空気を出して、自艦が発生する音を空気の泡で包み、相手(潜水)艦などからの攻撃をそらす装置。
●ECM
護衛艦などが敵の航空機やミサイルから攻撃を受けないように、妨害電波を発して欺瞞する装置。電波妨害装置
●フレアー
護衛艦などが敵の赤外線追尾ミサイルから攻撃を受けないように、空中に放出される、欺瞞のための熱源。
●チャフ
護衛艦などが敵のレーダー追尾型ミサイルなどから攻撃を受けないように、空中に放出される、欺瞞のため金属片。
●対魚雷デコイ
デコイとは囮のことで、敵魚雷の攻撃を受けた場合、艦艇の推進音に酷似した音源を発し、ホーミング誘導を感知して敵魚雷を困惑させ、攻撃を逸らせる装備。
●TASS
敵潜水艦の動向を調べるための曳航式音響ソナーシステム。曳航ソナー
●フランクアレイソナー
潜水艦の船体の側面に備わった、アレイ素子を板状に集積した新型のソナー
●水雷兵器
魚雷、爆雷、機雷とその発射機、投下機などシステム全般を意味します。
●ボフォース
71式対潜ロケットランチャーのシステムを指します。本来の意味はその製造メーカー「ボフォース社」のことです。
●アスロック
短魚雷をロケットブースターで飛翔させる、対潜ロケット。
Anti Submarine Rocket
の略。
●射撃指揮装置
射撃指揮装置 FCS とも呼ばれます。
Fire Control System
の略。
●アクティブセンサー
目標に向けて電波や音波などを放射して、その反射によって目標の距離・方位などを探知する装置。
●パッシブセンサー
敵艦が発生する音響、振動、熱などを探知する装置。
●イルミネーター
ミサイルを誘導するための電波発信機。上部構造物の高い場所に設置されています。
●ソノブイ
敵の潜水艦などを探知するために水中の音響を収集し、そのデータを母艦・母機に発信する装置。
●VLS
垂直発射システム。ミサイルやアスロックを垂直に発射する発射機。
「あたご」型
「こんごう」型
「むらさめ」型
「たかなみ」型
などに備わっています。
【設備・装置】
●艦橋(船橋)ブリッジ
艦、船を操舵する場所。
●CIC
戦闘指揮所。戦闘の中枢を司る指揮官が指揮する場所。
Combat Information Center
の略。
●FIC
司令部作戦室。艦隊の旗艦用司令部作戦室。
Flag Information Center
の略。
●操縦室兼応急指揮所
艦の操舵室及び機械管理室。艦の運転状況、電気や水管理などをリアルタイムで監視する場所。
●発着艦指揮所
ヘリコプターの発着艦を誘導する指揮所で飛行甲板にあります。管制官を意味する「LSO」と呼ぶこともあります。
●ベアトラップ
飛行甲板にある、悪天候時などヘリコプターを強制的に着艦させる装置。「着艦拘束移送装置」ともいいます。
●着艦誘導灯
ヘリコプターパイロットに誘導方向を示す装置。ヘリコプター格納庫の上部にあります。
●水平灯
ヘリコプターパイロットに艦の動揺を示す装置。ヘリコプター格納庫などの上部に、異なる高さで2基あります。
●内火艇
人員を移送するための搭載艇の一種でFRP製の動力つき小型艇。
●作業艇
洋上などで作業するための搭載艇。内火艇より大きいです。
●RIB
FRPの船底とゴム製の艇体を複合した形状の作業用搭載艇。「リブ」または「複合艇」と呼びます。
【略記号】
●ASM : Air to Surface Missile
空対艦ミサイル
●ASROC : Anti Submarine Rocket
対潜ロケット
●CIWS : Close-In Weapon System
近接防御火器
●CIC
:
Combat Information Center
戦闘指揮所
●ECM : Electronic Countermeasures
電波妨害装置
●ESM : Electronic Support Measures
電波探知装置
●ELINT : Electoronic Intelligence
電子情報
●FRAM : Fleet Rehabilitation and Modernization
大規模近代化改装
●MD : Missile Defense
ミサイル防衛
●BMD : Ballistic Missile Defense
弾道ミサイル防衛
●FCS : Fire Control System
射撃指揮装置
●SAM : Surface to Air Missile
艦対空ミサイル
●SSM : Surface to Surface Missile
艦対艦ミサイル
●SUM : Surface to Underwater Missile
水上発射対潜ミサイル
●USM : Underwater to Surface Missile
水中発射対艦ミサイル
●TASS : Towed Array Sonar System
曳航ソナーシステム
●AIP : Air Independent Propulsion
非大気依存型推進
●TCM : Torpedo Counter Measures
対魚雷防御システム
●SURTASS : Surveillance Towed Array Sonar System
広域捜索曳航ソナー
●VDS : Variable Depth Sonar
可変深度ソナー
●TACAN : Tactical Air Navigation
航空機誘導装置
●VLS : Vertival Launch System
垂直発射装置
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