人間魚雷「回天」十型 試作型・大和ミュージアム展示
人間魚雷「回天」十型 試作型
●人間魚雷「回天」十型 試作型
※「回天」十型 試作型
●主要寸法:全長:9.0m×操縦室直径0.7m 胴体直径0.53m 総重量2,500kg
●推進装置:九二式魚雷
●速力:14kt
●航続距離:30000m
●乗員:1名
●弾頭炸薬量:300kg
人間魚雷「回天」は、人間が魚雷を操縦しながら、目標とする敵艦に体当たりする特攻兵器です。
「回天」には、一型・ニ型・四型・十型、などのタイプがあり実戦投入されたのは「九三式酸素魚雷」を用いた一型のみで終戦までに約420基が製造されました。山口県、徳山湾、大津島の訓練基地で訓練を受けた搭乗員は1375名。戦没者は搭乗員だけでも100名以上にのぼり、整備員も含めると145名の方が戦死されています。
「回天」十型 試作型は潜水艦用の電気推進魚雷である「九二式魚雷」を利用した、本土決戦の近距離用として開発されていましたが、開発途中で終戦を迎え実戦には使用されませんでした。
大和ミュージアムに展示される前、もともとは京都の料亭の庭に展示してあったものだそうです。
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人間魚雷「回天」十型 試作型
右舷 前方より中央操舵室部分
右舷後方より スクリュー 舵
人間魚雷「回天」十型 試作型
右舷 前方より中央操舵室部分
右舷後方より スクリュー 舵
手前は潜望鏡
弾頭部分 雷体頭部ガード
縦舵 二重反転スクリュー
艇右舷全景 手前は潜望鏡
弾頭部分 雷体頭部ガード
縦舵 二重反転スクリュー
特攻兵器「回天」十型 試作型 解説
特攻兵器「回天」十型 試作型 解説

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