Dredge
And Oil Recovery Vessel Hakusan 大型浚渫兼油回収船・白山 |
国土交通省 北陸地方整備局 大型浚渫兼油回収船 白山 |
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●Spec |
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●総トン数:4185t
●主要寸法:全長93.9m×幅17.0m×深さ7.5m×喫水5.4m
●エンジン:ディーゼル/エレクトリック 主機関 3200PS×2 補機関 530PS×2 主発電機 2200KW×2 補発電機 350KW×2
●プロペラ:360度旋回式可変ピッチ型
●速力:13.1kt
●航行区域:近海区域(国際航海)
●浚渫装置:
浚渫方式 自航ドラグサクション浚渫方式
泥艙扉 コニカルバルブ式
浚渫深度 7.5〜18メートル
浚渫ポンプ 3300立方メートル/h×2
泥艙容量 1380立方メートル
●油回収装置:
舷側設置式 500立法メートル×2
投げ込み式 250立法メートル×2
油水吸引ポンプ 250立方メートル×4
油回収タンク 1530立方メートル |
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船名 |
竣工 |
造船所 |
所属 |
船籍 |
備考 |
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H14.08 |
石播東京 |
国土交通省北陸地方整備局 |
日本 |
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●1997年1月、日本海で発生したロシアタンカー「ナホトカ号」の油流出事故をきっかけに、流出油災害の防除体制の強化が求められ、新潟西港で稼働していた「白山丸」の代替船として配備された大型浚渫兼油回収船です。
●通常は、新潟西港で航路の「浚渫作業」を行っていますが、大量油流出事故が発生した場合、直ちに「大型油回収船」として活躍します。
●このような「大型油回収船」は全国に3隻配備されており(名古屋「清龍丸」、北九州「海翔丸」、新潟「白山」)大規模な油流出事故が発生した場合、本州、四国、九州沿岸で24時間以内、北海道、沖縄沿岸で48時間以内にカバーする体制がとられています。
●浚渫作業は、両舷のドラグアームを海底に降ろし、ドラグヘッド(吸い込み口)を引きずり、走りながら掃除機のように土砂を吸い上げます。吸い上げた土砂は、船体中央部の「泥倉」と呼ばれるタンクに溜められ、いっぱいになると土捨て場(決められた海域)で排出します 。
●舷側設置式油回収装置は、大型の油回収装置を水面に降ろし、油水を水ジェット集油装置で回収機に誘導して油を回収します。 回収時の航行速度は2〜3ノットで、特に流出初期のサラサラした油(低粘度)の回収に適し、さらに高波浪時の荒れた海でも威力を発揮することができます。
●投げ込み式油回収装置は「集油ブーム」をU型に張出し、その中に回収装置を投下して油を回収します。この方式では、流出初期の薄い油から時間が経過した粘度の高い油まで様々な状況の油に対応することができます。 |
※浚渫(しゅんせつ)・・・航路などを造るため海底の土砂を取り除くこと。 |
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大型浚渫兼油回収船 白山 |
大型浚渫兼油回収船 白山 |
白山 左舷 |
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白山 右舷前方より |
大型浚渫兼油回収船 白山 |
白山 左舷後方より |
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白山 高知港 |
白山 右舷船首方向より |
白山 右舷船首方向より |
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白山 HAKUSAN
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右舷側船首
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船首マスト
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右舷 ドラグアーム
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船橋より前甲板
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船首方向より船中央部
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船橋構造物 |
船橋正面 |
上構と舷側設置式油回収装置 |
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白山 船中央部 |
メインマスト |
ファンネル |
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白山 船橋内部 |
油回収装置 操作盤 |
360°全旋回型推進器 |
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操舵コンソール |
海図台 神棚 |
無線スペース エレベーター付きです。 |
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国土交通省のファンネルマーク |
全天候型救命艇 |
メインマスト |
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舷側設置式油回収装置 |
舷側設置式油回収装置 |
舷側設置式油回収装置 |
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投げ込み式油回収装置 |
ドラグアーム |
ドラグアーム |
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後部甲板 |
船尾 |
船尾 |
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